アートと福祉を様々な角度から考察し、実践する講義&実習を開講します。
東京藝大と東京都美術館が連携して行う「とびらプロジェクト」の講座なども
選択科目として受講できます。
必修科目
ダイバーシティ実践論
担当教員:日比野克彦(東京藝術大学 美術学部長) 最終更新:2018年6月14日
現代の福祉をより広い視点で捉え直すため、福祉の現場、政治、法律、社会学、次世代ロボット研究、文学、建築、IT、アート、文化政策など様々な領域の専門家を講師に迎えて、オムニバス形式で講義を行います。福祉の「今」のあり方を、他の様々な領域とのつながりをもって考える思考を培うことを通して、福祉とアートが重なる領域を創造的に構築していくことを目指します。
2018年6月4日
当事者との対話7「(鼎談)弁護士×性風俗店経営者×現役風俗嬢 "風テラス"の取り組みから考える」
講師:
浦崎 寛泰(弁護士・社会福祉士・弁護士法人ソーシャルワーカーズ代表)/篠原 政見(株式会社U.D.B代表取締役・鶯谷デッドボール創業者)/アボット(鶯谷デッドボール所属[広報部長])
2018年7月9日
当事者との対話12「"障害者のリアルに迫る" 東大ゼミ. その後」
講師:
野沢 和弘(毎日新聞)/御代田 太一(社会福祉法人グロー 救護施設「ひのたに園」生活支援員)/飯田 大輔(社会福祉法人 福祉楽団 理事長)
プログラム実践演習
担当教員:日比野克彦(東京藝術大学 美術学部長) 最終更新:2018年10月3日
社会の中でアートを介し、多様な人々との交流の場を作り出す実践について学びます。地域や福祉施設で実施するワークショップの企画立案をグループで行い、実際の現場経験を通しながら体得することを目指します。日比野克彦が関わるアートプロジェクトなどへの参加も通して学びを深めていきます。
ケア原論
担当教員:伊藤達矢(東京藝術大学 特任准教授 ) 最終更新:2018年12月11日
福祉の成り立ちの歴史を知り、且つ現在の福祉施設などを取り巻く環境が抱える問題について理解を深めます。その上で創造的な取り組み事例を参照することで、現代の福祉とアートの接点について考えてゆきます。現在の社会福祉という概念がどういった流れを経て生まれてきたかを知り、加えてアートを介して現在の福祉をより多角的な視点で捉えてゆくことを授業の目的としています。
ケア実践場面分析演習
担当教員:日比野克彦(東京藝術大学 美術学部長) 最終更新:2018年10月3日
SOMPOホールディングスなどの施設にて介護体験を行い、福祉施設への理解を深めます。また、利用者の個性やニーズのリサーチを行い、アートと福祉施設の接点を探っていきます。それを踏まえ、どうすればケアの現場をより社会に開かれた場にできるかなどを考えるグループワークを行います。
選択科目
人間形成学総論
担当教員:渡邊祐子(東京藝術大学 非常勤講師) 最終更新:2018年9月18日
人間の性質や能力を育て形成する、「陶冶」としての教育のあり方や機能についての学ぶことを通じて、芸術活動全般にかかる「形づくること」の基礎的な理解をすすめる。具体的には、現代社会における教育の問題を捉えることから出発し、人間形成の基本原理に戻る連環のなかで、陶冶としての教育学を扱う。
アートプロジェクト実践論
担当教員:奥山理子(東京藝術大学 非常勤講師) 最終更新:2018年11月6日
全国各地で展開されているアートプロジェクトは、今後どの様な方向性を持って進んでゆくべきか。アーツカウンシル東京が取り組む「TURN」を中心題材に、実践的立場から検証と考察を行ないます。作品をつくることの意味、アートを介して多様な価値や人々と関わることの意味について考えることを中心に授業を進めます。
色彩学
担当教員:日比野克彦(東京藝術大学 美術学部長 ) 最終更新:2018年11月29日
絵画的側面だけではなく、生活世界のあらゆる分野に関わる「色彩」。表現未満の「種」を見出す感覚・感性を養います。色に関する指令に従い、日々の何気なく見ているものごとや美術館の展示作品を、普段と異なる視点を持って鑑賞することで、ひらめきやアイデアを得るワークショップを行います。(本講義は、先端芸術表現科の科目です。)
とびらプロジェクト交流カリキュラム
アート・コミュニケーション基礎
担当教員:伊藤達矢(東京藝術大学 特任准教授) 最終更新:2018年5月22日
コミュニティづくりの基礎を学ぶ講座。アートを介して、対話やコミュニケーションが起こる場のデザインについてなど、芸術と社会を結びつける考え方や行動のあり方について学びます。
アクセスデザイン基礎
担当教員:伊藤達矢(東京藝術大学 特任准教授) 最終更新:2018年12月26日
人々がアートを介して多様な価値にアクセスできる環境について学びます。障害をもつ当事者や社会的弱者の支援に取り組む組織・専門家を招き、社会的マイノリティーが抱える問題、カルチャーギャップなどの様々な社会的課題に目を向けます。多様な人々を交えて実施するワークショップの企画立案の基礎的な知識なども学びます。
美術鑑賞実践演習
担当教員:稲庭 彩和子(東京藝術大学 非常勤講師) 最終更新:2018年12月26日
作家として自分の作品を発表するとき、あるいは鑑賞者として作品を見るとき。複数の人との対話を通して作品を味わい、作品やモノを介して人がつながる場をデザインするプロセスを学ぶ。作品のキャプションを確認するのではなく、対話を生み、自由な発想で、主体的にみる鑑賞の場づくりとは?講義と実践を通して考えます。
※東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」と連携した集中講義。
※東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」と連携した集中講義。