<ゲストコーディネーター>横浜市社会福祉協議会にて児童福祉や障がい者福祉の実践活動に従事。この経験から社会福祉、児童家庭福祉、障がい児・者の福祉の教育活動をおこなっている。研究テーマは、多文化共生社会におけるコミュニティ福祉(ダイバシティ)の構成要素であり、シンガポールなどアジア諸国を訪問し調査活動をおこなっている。
関東学院大学社会連携センター × DOOR to DOOR
当事者との対話 ―ダイバーシティ実践論―
第4回:10月26日(土)
講師:
横浜 勇樹(関東学院大学教育学部こども発達学科 准教授)/冠地 情(イイトコサガシ 代表)
第4回は横浜勇樹准教授(教育学部 こども発達学科)のコーディネートのもと、冠地情先生にご登壇頂いた。
ご自身を生き辛さの専門家と語る冠地先生は、「障害そのものではなく、他者と交わらない習慣が、生きづらさを生むのではないか」と語る。
今回の講座のテーマである「少数派だからこそ、陥りやすい退化硬直…そして少数派だからこそ意識的に異種交配(ハイブリッド)」とは、
安全地帯から出ようとしない習慣が続くと現状維持どころか「退化」し「硬直」して行く。それを予防するために「ハイブリッド」=自分と他者の価値観と交わらせ新たな価値観を作ることが重要だという意味である。
後半の対話の時間ではハイブリッドの瞬間を見せるため、あえて「当たり障りのある」質問や批判をぶつけて欲しいという。
受講生からは多くの質問が寄せられた。
その中の、「生きづらさを感じるメリットは何か」という質問に対して、「生き辛さと可能性は表裏一体であり、その人のオリジナルの気づきである。生き辛さを敵にするか味方にするかどうかでクリエイティブの質が変わる」と語った。
ご自身を生き辛さの専門家と語る冠地先生は、「障害そのものではなく、他者と交わらない習慣が、生きづらさを生むのではないか」と語る。
今回の講座のテーマである「少数派だからこそ、陥りやすい退化硬直…そして少数派だからこそ意識的に異種交配(ハイブリッド)」とは、
安全地帯から出ようとしない習慣が続くと現状維持どころか「退化」し「硬直」して行く。それを予防するために「ハイブリッド」=自分と他者の価値観と交わらせ新たな価値観を作ることが重要だという意味である。
後半の対話の時間ではハイブリッドの瞬間を見せるため、あえて「当たり障りのある」質問や批判をぶつけて欲しいという。
受講生からは多くの質問が寄せられた。
その中の、「生きづらさを感じるメリットは何か」という質問に対して、「生き辛さと可能性は表裏一体であり、その人のオリジナルの気づきである。生き辛さを敵にするか味方にするかどうかでクリエイティブの質が変わる」と語った。
講師プロフィール
関東学院大学教育学部こども発達学科 准教授
横浜 勇樹
イイトコサガシ 代表
冠地 情
対人関係に悩んでいる当事者(自身を含む)が多いことを実感し、過去に行っていた演劇表現ワークショップをヒントにコミュニケーションを楽しく試すイイトコサガシを立ち上げる。これまでワークショップを43都道府県で1000回以上開催。NHK ハートネットTV、バリバラ等に出演。新聞・雑誌等に50回以上掲載される。マンガと海外ドラマ、プロレスをこよなく愛する。