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2023
12/9

プログラム実践演習 天皇杯

講師: 菊地良太(アーティスト)
プログラム実践演習の課外授業で、国立競技場で開催された天皇杯に行ってきました。

今回の天皇杯でも実施された「センサリールーム」についての活動を知ってもらうため、国立競技場の屋外スペースにテント出展し、1/1のセンサリーをテーマに制作した作品を展示しました。

展覧会の設営も経験した受講生たちは手際良く設営を済ませてテントをオープンしました。
テント前は試合を観に来た大勢のサポーターが通りかかる場所で、子連れの方も多く、子供が楽しめる作品を中心に体験していただきました。受講生は交代制で作品解説やJFAと藝大の「センサリールームプロジェクト」の取り組みについて紹介しました。

「センサリールームって知ってますか?」と尋ねてみると、まだこの取り組みを知らない方が多くいました。

今回の試合でもセンサリールームを実施していることを伝えると「どうやって募集しているんですか?」と関心を持ってくれる親御さんもいて、少しですが、この活動について伝えることができました。

 

また、受講生が制作した作品の中で安全かつ子供が遊びやすそうなボールの形状の作品や、触り心地が良い作品などは、センサリールームに設置しました。

当日は、2組の家族がセンサリールームで観戦し、DOORの過去の修了生がお手伝いに来てくれました。

子供たちは試合を楽しみつつ、お絵描きをしたり、受講生の作品で遊んだりして大満足で帰って行きました。

今後もプログラム実践演習の授業を通して「センサリールーム」を継続し、広く知ってもらえるように活動していきます。

2021のプログラム実践演習の様子
https://door.geidai.ac.jp/curriculum-list2021/?y=2021#a2

 

講師プロフィール

アーティスト

菊地良太

1981年千葉生まれ
フリークライマーとしての独特の視点を美術表現へと変換させ、都市や風景に内在する様々な領域や境界線を可視化させる作品を発表している。

2022 icon contemporary photographyⅡ AXIS Gallery(東京)
2022 SIDE CORE 「路・線・図・Ⅱ」Gallery Trax (山梨)
2021 北アルプス国際芸術祭2020-2021 (長野)
2019 「尊景」鉄道博物館 (埼玉)
2018 「そとのあそび展〜ピクニックからスケートボードまで〜」
      市原湖畔美術館(千葉)