1988年、千葉県船橋市生まれ。香川大学瀬戸内圏研究センターの特任助教として海洋生物地球化学を専門に研究している。瀬戸内海を主なフィールドに、潮目へ集積するプラスチックごみや植物プランクトンの一次生産メカニズムを解明する調査を続け、Science of the Total Environment や Marine Pollution Bulletin などの国際誌に20本以上の論文を発表。2024年からは科学とアートを融合するプロジェクトに参画し、アーティストと協働して科学論文のグラフィカルアブストラクトにアートの要素を取り入れるほか、海洋学とアートのコラボレーション企画を展開している。これまでに瀬戸内海研究フォーラム、World Lake Conference、日本陸水学会などで最優秀発表賞を受賞。
- 選択科目
- ARTs×SDGsプラクティス
2025
8/5
ARTs×SDGsプラクティス④講義3瀬戸内海とSDGs ―数値の世界はなかなか伝わらない?―
講師:
中國 正寿(香川大学 研究推進機構 瀬戸内圏研究センター 特命助教)

SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」を軸に、瀬戸内海の実データを手がかりにして「数値が社会でどう理解され、行動につながるのか」を一緒に考えます。
前半は、瀬戸内海の最先端の抱える問題と研究について読み解き、プラスチック問題へとつなげ、これらがあまり認識されていないこと、そして、後半では、これまでの科学の図の歴史、そこから、科学とアートの協働に焦点を当て、グラフィカルアブストラクトなどの可視化手法などを紹介したいと思います。
これらの事例を介して、得られた数値(≒科学的な結果)が認識をどう変えうるかを議論し、皆さん自身の身近な「ひとつの数」(家計・移動・消費など)を題材に、伝わる表現へと翻訳するテーマを問いかける,,,
前半は、瀬戸内海の最先端の抱える問題と研究について読み解き、プラスチック問題へとつなげ、これらがあまり認識されていないこと、そして、後半では、これまでの科学の図の歴史、そこから、科学とアートの協働に焦点を当て、グラフィカルアブストラクトなどの可視化手法などを紹介したいと思います。
これらの事例を介して、得られた数値(≒科学的な結果)が認識をどう変えうるかを議論し、皆さん自身の身近な「ひとつの数」(家計・移動・消費など)を題材に、伝わる表現へと翻訳するテーマを問いかける,,,
講師プロフィール

香川大学 研究推進機構 瀬戸内圏研究センター 特命助教