東北大学大学院教育学研究科博士課程を修了後、都内の大学で教育学の教鞭をとる。専門は生涯学習、美術館教育の実践。2016~21年には、東京都美術館より専門家委託として、Museum Start あいうえのプログラム・オフィサーに従事。
- 選択科目
- 人間形成学総論
2025
10/31
人間形成学総論 第6回 教育の実践事例 ~国内外の美術館における学び~
講師:
渡邊祐子(東京藝術大学 非常勤講師)
前回授業で取り上げた「創造的思考力」と関連して、社会における様々な課題(対立、偏見、差別、抑圧)を克服するためのアプローチも教育学の重要な課題であるという視点から、国内外の博物館教育の事例を参照しました。
社会における共生・包摂をどのように達成していくのかという教育的実践を考える基本として、ユネスコ憲章前文やユネスコが示した「学習の4本柱」(学習:秘められた宝 /”Learning:The Treasure within” (1996年, 21世紀教育国際委員会))を確認していきます。
●学習の4本柱
・知ることを学ぶ learning to know
・為すことを学ぶ learning to do
・ともに生きることを学ぶ learning to live together
・人間として生きることを学ぶ learning to be
この中で3、4番目に挙げられた学習を、どのように自己の中に形成していくのかという点を取り上げ、これらの学びは単なる情報処理や情報収集ではなく、対話や創造、変化、持続であると整理し、さらに考察を深めます。
教育学における博物館教育は、ノンフォーマル学習に属するという点を踏まえ、その特徴を整理していきます。博物館・美術館を訪れる人は、特定のカリキュラムを強要されず、年齢や障がいの有無に左右されることがなく、誰しもが生涯にわたりどんな時でも学ぶことができること。こうした学びの具体的事例として、国内外の博物館教育の取組を参照し、「対話型鑑賞」の意図や仕組みについても確認しました。
まとめとして、「グループ活動に入りづらい子どもが参加しやすくなるための工夫」という課題について、グループディスカッションを通して課題の抽出や工夫について検討を行い、各グループの検討内容を発表しました。
社会における共生・包摂をどのように達成していくのかという教育的実践を考える基本として、ユネスコ憲章前文やユネスコが示した「学習の4本柱」(学習:秘められた宝 /”Learning:The Treasure within” (1996年, 21世紀教育国際委員会))を確認していきます。
●学習の4本柱
・知ることを学ぶ learning to know
・為すことを学ぶ learning to do
・ともに生きることを学ぶ learning to live together
・人間として生きることを学ぶ learning to be
この中で3、4番目に挙げられた学習を、どのように自己の中に形成していくのかという点を取り上げ、これらの学びは単なる情報処理や情報収集ではなく、対話や創造、変化、持続であると整理し、さらに考察を深めます。
教育学における博物館教育は、ノンフォーマル学習に属するという点を踏まえ、その特徴を整理していきます。博物館・美術館を訪れる人は、特定のカリキュラムを強要されず、年齢や障がいの有無に左右されることがなく、誰しもが生涯にわたりどんな時でも学ぶことができること。こうした学びの具体的事例として、国内外の博物館教育の取組を参照し、「対話型鑑賞」の意図や仕組みについても確認しました。
まとめとして、「グループ活動に入りづらい子どもが参加しやすくなるための工夫」という課題について、グループディスカッションを通して課題の抽出や工夫について検討を行い、各グループの検討内容を発表しました。
講師プロフィール
東京藝術大学 非常勤講師

