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2024
11/17

ケア × ソーシャリー・エンゲイジド・アート実践論⑥文化を基軸とした行政改革

講師: 奥山理子(みずのき美術館キュレーター、HAPS「Social Work / Art Conference」ディレクター)/四元秀和(京都市文化市民局くらし安全推進部文化市民総務課長)

◾️講義概要

ソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA)が社会に積極的介入をおこなう芸術実践であるならば、行政機関との連携が必要な場面や、ときに対立することもあるかもしれません。

そこで今回は、そもそも自治体はどのように文化芸術をまちの運営に活かそうとしているのか、世界が誇る文化都市・京都市で長年文化芸術政策に携わっている四元秀和さんからお話を伺い、行政から見る地域での芸術実践について考えます。


 

講師プロフィール

みずのき美術館キュレーター、HAPS「Social Work / Art Conference」ディレクター

奥山理子

1986年、京都生まれ。母が、絵画活動で注目された社会福祉法人松花苑みずのきの施設長に就任したことに伴い、12歳より休日をみずのきで過ごす。2007年以降の同法人主催のアートプロジェクトや、農園活動にボランティアで従事した後、2012年、みずのき美術館の立ち上げに携わり、以降企画運営を担う。2万点を越える所蔵作品のアーカイブ、アール・ブリュットの考察、社会的支援を必要とする人たちとのアートプロジェクトなど、企画は多岐に渡る。アーツカウンシル東京「TURN」コーディネーター(2015-2018)、東京藝術大学特任研究員(2018)を経て、2019年より、HAPSの「文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業」に参画し、2020年、相談事業「Social Work / Art Conference」ディレクターに就任。
京都市芸術新人賞受賞(2024)。文化力による未来づくり審議会委員(京都府)、京都文化芸術都市創生審議会委員(京都市)。

京都市文化市民局くらし安全推進部文化市民総務課長

四元秀和

1977年大阪府生まれ。2001年京都市採用。以降、保健福祉局、都市計画局、
総合企画局などで勤務。19年4月から24年3月まで文化市民局文化芸術企画課
担当課長。現在、同局文化市民総務課長。崇仁すくすくセンター実行委員会
監事。一般社団法人一人一人社社員・監事。趣味は山を歩いたり、たまに走っ
たりすること。