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2024
5/11

ケア × ソーシャリー・エンゲイジド・アート実践論①ガイダンス

講師: 奥山理子(みずのき美術館キュレーター、HAPS「Social Work / Art Conference」ディレクター)
地域社会に直接介入し、住民らとともに対話的に制作や活動を実施するソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA) の実践者をゲストとして招き、事例を掘り下げながら、SEA に必要な思考や手法を身につけます。とくに、社会課題が顕著な地域や福祉施設等においてどのようにアートを介したコミュニケーションが可能かについて探求します。

授業は以下の流れで実施しました。

・講師自己紹介
・授業ガイダンス(授業概要、ゲスト講師の発表、課題についてなど)
・受講生自己紹介
・次回ゲスト講師の紹介 


次回授業までの課題


<課題内容>
・⑴ 今までの中で、困難だなと思った個人的な体験を書いてください。
・⑴ で書いた個人的なエピソードを、客体化し、普遍性のある文章へ書き直してください。

講師プロフィール

みずのき美術館キュレーター、HAPS「Social Work / Art Conference」ディレクター

奥山理子

1986年、京都生まれ。母が、絵画活動で注目された社会福祉法人松花苑みずのきの施設長に就任したことに伴い、12歳より休日をみずのきで過ごす。2007年以降の同法人主催のアートプロジェクトや、農園活動にボランティアで従事した後、2012年、みずのき美術館の立ち上げに携わり、以降企画運営を担う。2万点を越える所蔵作品のアーカイブ、アール・ブリュットの考察、社会的支援を必要とする人たちとのアートプロジェクトなど、企画は多岐に渡る。アーツカウンシル東京「TURN」コーディネーター(2015-2018)、東京藝術大学特任研究員(2018)を経て、2019年より、HAPSの「文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業」に参画し、2020年、相談事業「Social Work / Art Conference」ディレクターに就任。
京都市芸術新人賞受賞(2024)。文化力による未来づくり審議会委員(京都府)、京都文化芸術都市創生審議会委員(京都市)。