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2024
7/21

ドキュメンタリー映像演習⑤課題上映会・チーム分け

講師: 森内康博(映像作家、映画監督、株式会社らくだスタジオ代表)
前期最後の授業は、前回のフィールドワーク課題の作品の上映会と、後期に向けてのチーム分けです。前半に5チーム、後半に5チームの作品を上映しました。

10分程の作品の上映後、受講生と森内先生とで、上映トークを行いました。
主に「制作してどうだったか」という感想を聞き、講師から興味深いポイント、よかったポイントが紹介されました。他のチームの受講生からも積極的に質問や感想が発表されました。

どのチームも町を歩く中で、さまざまな出会いがあり、それをしっかりと写真と音声で記録し、1つの映像作品に仕上げました。

後半は、いよいよ後期の課題の説明とチーム分けです。

谷中・根津・千駄木はお寺がたくさんある地域です。
そこで、5つのお寺にご協力いただけることになり、お寺を舞台としたドキュメンタリー作品を制作します。社会人と藝大生が混合となり、5つのチームが結成されました。

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後期課題

5つの短編映画 「お寺がある(仮)」
【お寺をフィールドとしたドキュメンタリー映画制作のための九箇条】

一、 住職(副住職)に限らず、映画に必要な人へのインタビューを行うこと
二、 お寺とその周辺の風景をひたすら撮影・録音すること
三、 住職(副住職)に具体的な指示を出して、写るんですを渡すこと
四、 季節、時間を表す描写を意識して入れること
五、 取材した日は、クルー全員が、ボイスメモ(日記)を残すこと
六、 映画の始まりから終わりにかけて、何かしらの変化があること
七、 映画のタイトルとクレジットは、住職に筆で書いてもらうこと
八、 BGMやテロップ、アニメーションは入れないこと
九、 およそ10-15分のドキュメンタリー映画に仕上げること

*夏休みの宿題
【次回の授業までにやるべきこと】

・担当するお寺へ挨拶(ロケハンを兼ねる)へ行く
・取材プラン、撮影スケジュールを組む
・機材の扱いに慣れておく
・グループのメンバーお互いの特性を理解する
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また、「誰もが意見を言いやすい環境を心がけよう」「情報を可視化するツールを活用しよう「早めに取り組んで早めに失敗しよう」など、これまでの授業の経験から生まれたアドバイスも伝えられました。

お盆明けより、チームごとに取材先への挨拶を開始していきます。

授業の後には、GEIDAI LIVING(学食)で前期の打ち上げ・懇親会を開催しました。

いよいよ、後期からは本格的なグループワークの制作の開始です。
次回の授業では、夏休みの宿題の成果をチームごとに発表します。

講師プロフィール

映像作家、映画監督、株式会社らくだスタジオ代表

森内康博

1985年生まれ。映像作家、映画監督、株式会社らくだスタジオ代表。
らくだスタジオプロデュースによるドキュメンタリー映画の制作や、CM・PV・アートプロジェクトの記録映像、また大学研究機関との映像アーカイブに携わる。

戦没画学生慰霊美術館「無言館」を題材としたドキュメンタリー映画『二十歳の無言館』(2016年)監督
東京都美術館 企画展「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」にて映像インスタレーション『Making of BENTO』(2018年)展示
電動車椅子サッカードキュメンタリー映画「蹴る」(2018年)プロデューサー
旧神奈川県立近代美術館 鎌倉の改修工事の記録「再生される白い建物ー 改修工事の軌跡 2017-2019」(2019年)監督
藤沢市湘南台文化センターこども館30周年記念事業 市民映像制作「SFショートムービー(プラネタリウム上映)」(2019年)企画、監修