• 選択科目
  • ARTs×SDGsプラクティス
2023
9/5

ARTs×SDGsプラクティス/講義④「中流子育て世帯にまで影響 〜日本の『子どもの貧困』の今〜」

講師: 松見 幸太郎(認定NPO法人キッズドア 執行役員/認定NPO法人キッズドア基金 代表理事)
◼講義概要

SDGs GOALSの1番:貧困をなくそう

 国内における「子どもの貧困」は深刻な状況にあります。コロナ、物価高騰、少子高齢化における影響とダメージは子どもたちに直結します。コロナ以降、国内の子どもの貧困状況はこれまでと変化してきています。コロナ以前は中流と言われていた子育て世帯はすでに中流ではなく、今後この問題を先送りにしていけば裕福な子育て世帯とそうではない子育て世帯の二極化は更に進みます。

 経済的に余裕がないと子どもを持つことすら難しい日本の現状をどのようにアートと結び付けていくのかを考えるきっかけになる講義です。

講師プロフィール

認定NPO法人キッズドア 執行役員/認定NPO法人キッズドア基金 代表理事

松見 幸太郎

大学卒業後、大手予備校にて20年勤務。在職中リーマンショックを体験し、予備校に通っていた子どもたちが家庭の経済状況悪化により通塾できなくなる出来事をきっかけに経済的困難なご家庭のサポートに関わる。2016年認定NPO法人キッズドア入職。2018年にキッズドアの姉妹団体である認定NPO法人キッズドア基金を立ち上げ代表理事に就任。現在は学習支援事業の統括、給付型奨学金事業開発を中心に子ども、ご家庭に関わる。