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2023
2/2

ドキュメンタリー映像演習11 学内講評会

講師: 森内康博(映像作家、映画監督、株式会社らくだスタジオ代表)
この日、学内講評会に集まったのは、作品を制作した履修者たちと、講師の森内先生、この授業をみていてくださる日比野学長。この日はゲストとしての参加です。そして浦安市役所で浦安アートプロジェクトを担当する人々。

1作品ずつ上映したあと、森内先生と日比野先生のお二人からコメントをいただきます。

履修者たちは少し緊張した面持ちで上映の順番を待ちます。制作した作品を発表することは、どのように受け止められるかが問われるとき。喜びであると同時にもっとできるはず、などのもどかしさも湧き上がっていることでしょう。

しかも今回は、ドキュメンタリー映像演習としては初の試みである公開上映会が、講評会のあとに控えており、しかもそれが撮影地である浦安市で行われるのです。

ですから、講評会でおしまいなのではなく、この後行われる、浦安での上映会に向けてブラッシュアップを行うための言葉ともなると、いっそう真摯に受け止める必要があります。

先生方からは加えた方がより良くなるだろうシーンやモノローグや編集上のアドバイスなどが飛び交い、2時間の授業はあっという間に過ぎてゆきました。

これから浦安市での映像公開に向け、作品の最後の調整と、公開に向けての様々な情報の準備を行います。

森内先生が、作品の公開に向け、トレーラーを作ってくださいました。

ドキュメンタリー映像作品上映展「流れる、水の声」トレーラー

講師プロフィール

映像作家、映画監督、株式会社らくだスタジオ代表

森内康博

1985年生まれ。映像作家、映画監督、株式会社らくだスタジオ代表。
らくだスタジオプロデュースによるドキュメンタリー映画の制作や、CM・PV・アートプロジェクトの記録映像、また大学研究機関との映像アーカイブに携わる。

戦没画学生慰霊美術館「無言館」を題材としたドキュメンタリー映画『二十歳の無言館』(2016年)監督
東京都美術館 企画展「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」にて映像インスタレーション『Making of BENTO』(2018年)展示
電動車椅子サッカードキュメンタリー映画「蹴る」(2018年)プロデューサー
旧神奈川県立近代美術館 鎌倉の改修工事の記録「再生される白い建物ー 改修工事の軌跡 2017-2019」(2019年)監督
藤沢市湘南台文化センターこども館30周年記念事業 市民映像制作「SFショートムービー(プラネタリウム上映)」(2019年)企画、監修