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2025
10/18

「Dance Well」ワークショップ

講師: 酒井直之(ダンサー / 映像作家)/東野祥子(一般社団法人ANTIBODIES Collective代表・振付家・ダンサー)/市川まや(振付家・ダンサー/Kyoto Dance Exchange代表)/森廣優空(yadokari picnic 主催)
イタリア発祥の「Dance Well(ダンス・ウェル)」は、パーキンソン病と共に生きる方々を含む子どもから大人まで、年齢や経験に関わらずどなたにも開かれたダンス活動です。その成り立ちや日本での事例を学び、4名のダンサーを講師に迎え、実際に身体を動かしながら「Dance Well」を体験します。

*授業終了後にレポートを掲載します。

講師プロフィール

ダンサー / 映像作家

酒井直之

1991 埼玉県春日部市生まれ
2013 玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科卒業
2021 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了
現在  東京藝術大学大学美術学部先端芸術表現科教育研究助手

コンテンポラリーダンスを軸にパフォーマンス、映像作品の制作、企画プロデュース等を展開する。
物体や自然を含めた他者との関わりの円環を主題として活動。
国内を始め、欧州、中東、アジア諸国、海外12ヵ国21都市での舞台公演に出演。
RADWIMPSのライブ、森七菜のMV等を始めとするメディア出演、ミュージカル等の振付提供を行う。
パーキンソン病と共に生きる人々を主な対象とした芸術活動「Dance Well」講師。
春日部市を拠点に、ダンスや音楽によるまちづくり活動を展開。「おかえりかすかべ音頭」で藝大アートフェス<グランプリ>受賞。令和5年度「文化庁新進芸術家海外研修制度」により航伊。
https://www.naoyukisakai.com/
photo:Kenji Agata

一般社団法人ANTIBODIES Collective代表・振付家・ダンサー

東野祥子

90年代後半より前衛舞台芸術から音楽シーンにおいて舞台作品を多数発表。2000~2014年「Dance Company BABY-Q」を主宰。2015年より京都を拠点とし、ジャンルレスなアーティストの集合体としてダイナミックな総合舞台芸術を創造する「ANTIBODIES Collective」を結成し、国内外の劇場やフェスティバルから『別府現代芸術祭』などの公共エリアや『瀬戸内国際芸術祭』での犬島全域など自由回遊型の舞台演出、デンマークやイギリスなどの海外アーティストとのコラボレーションなど活動は多義に渡る。またダンサー育成WSや学校、福祉施設へのアウトリーチ、地域の活性化に根ざしたコミュニケーションワークも積極的に行う。トヨタコレオグラフィーアワード、横浜ダンスコレクションソロ・デュオ〈Competition〉、令和4年度文化庁芸術祭「新人賞」 など受賞。全日本ダンストラック協会芸術監督。⁦www.antibo.org

振付家・ダンサー/Kyoto Dance Exchange代表

市川まや

大阪芸術大学舞踊コース卒業、同大学大学院修了。2008~2011年に劇団維新派に役者として在籍。2009年よりKyoto Dance Exchange(KDE)に参加、現在代表を務める。2015年オランダへ移住し公演活動を行い、2017年Netherlands International Choreography Competitionでファイナリストに選出。同年帰国後は京都を拠点に活動し、2019年「クリエイティブアウォード関西2019」グランプリ受賞。近年は関西を中心に、関東でもパーキンソン病と共に生きる方を対象としたDance Wellや、長澤あゆみと共に「いまここダンス」を開催。コミュニティダンスのイベント運営も行う。
Web:https://www.odorutakarabako.com/

yadokari picnic 主催

森廣優空

武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科所属。安心と高揚の中で、素直に表現できる場づくりを行っている。