文部科学省「職業実践力育成プログラム」 (BP:Brush up Program for professional)制度の採択につきまして

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◻︎プログラム概要
「Diversity on the Arts Project」は「ケア×アート」をテーマに、「多様な人々が共生できる社会」を支える人材を育成するプロジェクトです。2017年にはじまり、これまで600人以上の人材を輩出してきました。授業は、平日夜や土曜日日曜日に開催し、社会人が学びやすい教育環境となっています。新型コロナウイルスの状況下であったことを機会にオンライン授業も展開をしており、毎年100人以上の受講生が1年間のカリキュラムを学んでいます。

 
◻︎「職業実践力育成プログラム」(BP)の認定

Diversity on the Arts Projectは2025年度に、「職業実践力育成プログラム」(BP)の認定を受けました。
「職業実践力育成プログラム」(BP)は、文部科学省が推進しているプログラムです。大学・大学院などにおけるプログラムの受講を通じた社会人の学びの機会の拡大を目的とし、社会人や企業のニーズに応じている実践的・専門的なプログラムを「職業実践力育成プログラム」(BP)として文部科学大臣が認定しています。Diversity on the Arts Projectは「職業実践力育成プログラム」(BP)の認定を受け、この制度が目指している①社会人の学び直す選択肢の可視化、②大学等におけるプログラムの魅力向上、③企業等の理解増進を図り、社会人の学び直しを推進していきます。
本プログラムでは、受講生は「ダイバーシティ(多様性)や福祉に関する知識の獲得」、「福祉に関する基礎的かつ実践的な理論」、「SDGsへの理解力」を知識として身につけ、「コミュニケーション力、思考力、資料作成力」「プレゼンシートを作成する力」「地域社会の諸問題についてグループワークで解決するファシリテーション力」を獲得していきます。
そして、1年間のカリキュラムで、ひとりひとりの多様な「あり方」をまずは考えることからはじめ、現代社会が抱える社会的課題をグループワークやフィールドワークを通して調査し、解決策を模索していきます。受講生は学んだ実践力を生かし、「多様な人々が共生できる社会」を支える人材として社会に貢献していきます。

今回、本プログラムが文部科学省の「職業実践力育成プログラム」(BP)に認定されたことは、DOORプロジェクトの「ケア×アート」をテーマに人材を育成する取り組みが、社会的に評価されたものだと考えています。今後もケアとアートを軸として、東京藝大らしいカリキュラムを展開し、継続して共生社会を支える人材を育成していきたいと考えています。

下記のURLから申請書と授業科目の概要などをダウンロードできます。

申請書1(ダウンロード)
申請書2(ダウンロード)
Diversity on the Arts Projectの概要(2025年度の募集チラシ)