1980年生まれ、埼玉県出身。
亜細亜大学国際関係学部国際関係学科卒。
在学中、シンガポール国立大学人文社会科学部に1年間派遣留学。
国際協力NGOインターン、社会福祉協議会ボランティアコーディネーター、民間企業や在京ミャンマー大使館勤務等を経て、2007年千葉県庁入庁。
現在、市民活動・協働推進の部署に配属。
2014年、NPO法人一新塾(社会起業・政策学校、32期生)卒。
2016年、デジタルハリウッド3DCGデザイナー専攻修了。
およそ2年間、有志の公務員による任意の活動を経て、2017年12月、NPO法人6時の公共を設立。市民や地方議会議員、自治体職員などが立場を超えて集まり、これからの自治体運営の知識や考え方について、新たな知恵を出し合う学習コミュニティの運営を行う。
2020年、6時の公共が開発したまちづくり学習ボードゲーム「僕らの基地がほしいんだ」を発表し、普及活動に取り組む。
- 必修科目
- ケア原論
2021
11/1
ケア原論10「『市民性』を発動し、『公共』を動かす」
講師:
仁平 貴子(NPO法人 6時の公共 代表理事)
今回の講義では、NPO法人6 時の公共 代表理事を勤める仁平 貴子さんと「公共」の領域について整理し、そして、市民としての様々な立場から公共の各領域がそれぞれの関係性を意識しつつ、より良く動いていくためのアプローチやスキルについて、ボードゲームの事例などとともに考えました。
仁平さんは公務員として働きながら、約2年間有志の公務員による任意の活動を経て、2017年に「NPO法人6時の公共」を設立されました。「自分たちのまちは自分たちでつくる」をミッションに掲げ、市民や地方議会議員、自治体職員などさまざまな人々が立場を超えて集まり、皆が同じように課題を認識し、これからの自治体運営の考え方について対話の中で新たな知恵を出し合う学習コミュニティの運営を行っています。
2020 年には、まちづくり学習ボードゲーム「僕らの基地がほしいんだ」を開発発表し、普及活動に取り組んでいます。
「公共」とは、国や自治体といった行政や政治が動かすものだと思っている方も多いのではないでしょうか。仁平さんは「公共の領域とはコミュニティ、行政、市場で成り立っており、それぞれを良くしようと働きかけることが必要。市民としては、事業者市民・主権者市民・受益者市民としての3つの立場を意識して行動する・3つの公共領域の関係性を良くすることが大切である。個人一人ひとりは、本来は様々な市民の立場で公共の活動に取り組むことができる。また、行政との協働や行政への働きかけで進めることもできる。」と伝えてくださいました。
仁平さんは公務員として働きながら、約2年間有志の公務員による任意の活動を経て、2017年に「NPO法人6時の公共」を設立されました。「自分たちのまちは自分たちでつくる」をミッションに掲げ、市民や地方議会議員、自治体職員などさまざまな人々が立場を超えて集まり、皆が同じように課題を認識し、これからの自治体運営の考え方について対話の中で新たな知恵を出し合う学習コミュニティの運営を行っています。
2020 年には、まちづくり学習ボードゲーム「僕らの基地がほしいんだ」を開発発表し、普及活動に取り組んでいます。
「公共」とは、国や自治体といった行政や政治が動かすものだと思っている方も多いのではないでしょうか。仁平さんは「公共の領域とはコミュニティ、行政、市場で成り立っており、それぞれを良くしようと働きかけることが必要。市民としては、事業者市民・主権者市民・受益者市民としての3つの立場を意識して行動する・3つの公共領域の関係性を良くすることが大切である。個人一人ひとりは、本来は様々な市民の立場で公共の活動に取り組むことができる。また、行政との協働や行政への働きかけで進めることもできる。」と伝えてくださいました。
講師プロフィール
NPO法人 6時の公共 代表理事