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2021
11/14

プログラム実践演習⑤

講師: 日比野克彦 (アーチスト・東京藝術大学美術学部長)/橋本和幸 (東京藝術大学デザイン科第9研究室(Design Embody), 教授)
前回の授業ではチームごとに仕様書を作成し、プロダクトの制作を引き継ぐインストーラーに向けてそれぞれのこだわりや想いを発表しました。

今回の授業では、スタッフとインストーラーで行った国立競技場の視察報告をしたあと、インストーラーから各プロダクトの進捗状況が発表されました。

そして12/19に国立競技場で行われる天皇杯決勝戦に向けて、センサリールームまでの導線に掲示するサインの下書きを日比野先生が行いそれを色塗りする班、フラードームと呼ばれる2種類の三角形から成り立つ半球のドームの切り出しと組み立てを行う班の2グループに分かれて制作を行いました。

授業は今回が最終回の予定でしたが、日比野先生の意向で天皇杯当日も授業として実施することになりました。

天皇杯当日は、ご家族のお出迎えや野外に設置するブースの運営、完成したセンサリールームの見学などを行います。

最後に、JFAさんも交えて記念撮影を行いました。次回はいよいよ決勝戦本番です!

講師プロフィール

アーチスト・東京藝術大学美術学部長

日比野克彦 

個人での作品制作のみならず、より多くの人とワークショップ形式で地域の特性を生かした創作活動を行っている。受け取り手の感受する力に焦点をあて、社会で芸術が機能する仕組みを創出する。現在、全国各地で18のアートプロジェクトが進行中。

東京藝術大学デザイン科第9研究室(Design Embody), 教授

橋本和幸 

1965年横浜生まれ 空間デザイナー/アーティスト
東京藝術大学大学院修了後、企業内デザイナーとしてホテル、住宅、商業施設などの空間デザインを手がけてきた。2006年から東京藝術大学の教員となり、デザインやアートの境界を超え、感性を大切にした既成概念にとらわれない空間デザイン・家具・照明・立体造形などの研究および展覧会や社会連携プロジェクトを行っている。