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2021
10/17

ケア実践場面分析演習 "現場を伝える"をつくる -中間チェック②-

講師: 金野千恵(建築家/teco)
受講生と藝大生が一緒に、「現場を”伝える”をつくるー子どもたちの生きる環境」をテーマに、社会的養護が必要な子どもたちや、その支援者、児童福祉に関する制度などをリサーチしながら制作を行っています。

今日は月に一回の中間チェックの第二回目です。講師である金野千恵先生に講評をいただいたり、受講生同士で意見交換や情報交換を行いました。

実習が始まって2ヶ月。徐々に「感じたかたち」「伝えるかたち」が見えてきました。今年の特徴はいろいろな地方から受講生が集まっているので、オンラインのみで実習や制作を行う人たちもいることですが、オンラインというツールを生かしたユニークな活動や作品が生まれてきています。

次回は作品講評会です。

2021年度実習先:千葉市児童相談所、社会福祉法人チルドレンスパラダイス子山ホーム、千葉市里親会ひまわり会(2チーム)、川瀬信一さん、みねやま福祉会

講師プロフィール

建築家/teco

金野千恵

1981 年神奈川県生まれ。2011 年東京工業大学大学院博士課程修了、博士(工学)。2013-16 年 日本工業大学助教。2015 年より t e c o を共同で設立。現在、東京大学、東京藝術大学など゙にて 非常勤講師。住宅や福祉施設の設計、まちづくり、アートインスタレーションを手がけるなかで、仕組みや制度を横断する空間づくりを試みている。主な作品に住宅「向陽ロッジアハウス」、訪問介 護事業所「地域ケアよしかわ」(2014)、「幼・老・食の堂」など。2021年より、京都工芸繊維大特任准教授。
https://teco.studio/