個人での作品制作のみならず、より多くの人とワークショップ形式で地域の特性を生かした創作活動を行っている。受け取り手の感受する力に焦点をあて、社会で芸術が機能する仕組みを創出する。現在、全国各地で18のアートプロジェクトが進行中。
- 必修科目
- プログラム実践演習
2021
5/29
プログラム実践演習①
講師:
日比野克彦(アーチスト・東京藝術大学美術学部長)/橋本和幸(東京藝術大学デザイン科第9研究室(Design Embody), 教授)
今年度のプログラム実践演習は日本サッカー協会(JFA)と協働して行う演習の授業です。JFAの社会貢献事業をテーマに、SDGs(17の国連開発目標)を制作を通して学びます。
今年はテーマを国内のスタジアムに設置される「センサリールーム」とし、企画立案・デザイン・スケジューリングから実際の試合での設置までをプロジェクト的に制作します。
「センサリールーム」とは、強い照明や大きな音、人混みが苦手などの感覚過敏がある方々が安心してスタジアムで観戦できるように配慮した空間の名称です。JFAなどサッカー界を中心に「センサリールーム」をスタジアムに設ける取り組みが広がり始めています。
この日はJFAが取り組む社会貢献事業についてお話を伺ってから、発達障害を手がかりとしたユニバーサルデザインコンサルタントとして活動をしている橋口亜希子さんにレクチャーをしていただきました。
その後、6グループに分かれ、橋口さんのレクチャーを受けて考えた「センサリールーム」についてアイデアを出し合い、発表を行いました。それを日比野先生が1つのドローイングにまとめ、イメージのマップを作りました。
次回の講義ではグループワークで出たアイデアを元に実際に制作を行い、形にしていきます。
今年はテーマを国内のスタジアムに設置される「センサリールーム」とし、企画立案・デザイン・スケジューリングから実際の試合での設置までをプロジェクト的に制作します。
「センサリールーム」とは、強い照明や大きな音、人混みが苦手などの感覚過敏がある方々が安心してスタジアムで観戦できるように配慮した空間の名称です。JFAなどサッカー界を中心に「センサリールーム」をスタジアムに設ける取り組みが広がり始めています。
この日はJFAが取り組む社会貢献事業についてお話を伺ってから、発達障害を手がかりとしたユニバーサルデザインコンサルタントとして活動をしている橋口亜希子さんにレクチャーをしていただきました。
その後、6グループに分かれ、橋口さんのレクチャーを受けて考えた「センサリールーム」についてアイデアを出し合い、発表を行いました。それを日比野先生が1つのドローイングにまとめ、イメージのマップを作りました。
次回の講義ではグループワークで出たアイデアを元に実際に制作を行い、形にしていきます。
講師プロフィール
アーチスト・東京藝術大学美術学部長
日比野克彦
東京藝術大学デザイン科第9研究室(Design Embody), 教授
橋本和幸
1965年神奈川県横浜市鶴見区生まれ 空間デザイナー/アーティスト
東京藝術大学大学院修了後、企業内デザイナーとしてホテル、住宅、商業施設などの空間デザインを手がけてきた。2006年から東京藝術大学の教員となり、デザインやアートの境界を超え、感性を大切にした既成概念にとらわれない空間デザイン・家具・照明・立体造形などの研究および展覧会や社会連携プロジェクトを行っている。