【紹介】
1976年、福井県福井市生まれ。
福井医科大学を卒業後、救急・総合診療を中心に研修し、名田庄診療所、高浜町和田診療所にて在宅医療・地域医療を学ぶ。その経験を生かし、2011年福井県内初の複数医師による在宅医療専門クリニックを福井市内に開設。在宅医療という視点から、住み慣れた場所で幸せに自分らしく生きていくことを支えるため、地域づくり・まちづくりにも取り組んでいる。
【略歴】
2001年 福井医科大学卒
福井県立病院、福井医科大学救急総合診療部にて 救急・総合診療研修
福井県名田庄診療所、高浜町和田診療所などにて 地域医療 研修・実践
2011年2月 福井初の在宅専門クリニック・オレンジホームケアクリニック開設
2012年 重度心身障害児日中活動拠点[Orange Kids’ Care Lab.]開設
2013年 福井駅前にまちかど健康相談スペース[みんなの保健室]開設
2015年 [軽井沢キッズケアラボ]開催、以降毎年夏に開催
2016年1月 外来をベースに地域包括ケア診療を行う「つながるクリニック」開設
2015年度 人生の最終段階における医療体制整備事業受託(厚生労働省)
2017年度 人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会構成員(厚生労働省)
2018年度 傷病者の意思に沿った救急現場における心肺蘇生の実施に関する検討部会委員(総務省消防庁)
2018年度 ACP愛称選定委員会構成員(厚生労働省)
2020年春 長野県北佐久郡軽井沢町に診療所「ほっちのロッヂ」開設
- 必修科目
- ケア原論
2021
6/28
ケア原論4「健康と幸福 〜健康だから幸福か、幸福だから健康か〜」
講師:
紅谷 浩之(オレンジホームケアクリニック 理事長・医師)
今回の講義では、紅谷 浩之さんと、福祉・医療・健康・幸福・芸術の5つのキーワードを中心に、自分らしい”健康”や"幸福"について考えました。
福井医科大学を卒業後、救急・総合診療を中心に研修し、名田庄診療所、高浜町和田診療所にて在宅医療・地域医療を学んだ紅谷さん。その経験を生かし、2011年に福井県内初の複数医師による在宅医療専門クリニック「オレンジホームケアクリニック」を福井市内に開設されました。
時代とともに意味合いが変わってきた”健康”という言葉。”ポジティブヘルス”という健康概念があることも教えていただきました。人生100 年時代と言われる現代において「病気を予防し駆逐すれば健康で幸せ」という考え方から、自分らしくあることが健康を考える上でのポイントになってきていると言います。紅谷さんご自身も、在宅医療に従事される中で、周囲から見たら重い疾患があるのに健康的な方々との出会いを通して、健康や幸福の捉え方が大きく変化したとのことでした。
また、紅谷さんは、「医療モデルから生活モデルへ、そして地域モデルへ」という観点により、在宅医療だけでなく地域づくりにも取り組まれています。病気を病気として扱うだけでなく、どう生活の中で付き合っていき、そしてどう地域の中で広げていくのかを考えるようにしているとのことです。
在宅医療を中心とした様々な取り組みや考え方を知る中で、自分自身にとっての「健康とは?幸福とは?」を考え直す機会にもなりました。
福井医科大学を卒業後、救急・総合診療を中心に研修し、名田庄診療所、高浜町和田診療所にて在宅医療・地域医療を学んだ紅谷さん。その経験を生かし、2011年に福井県内初の複数医師による在宅医療専門クリニック「オレンジホームケアクリニック」を福井市内に開設されました。
時代とともに意味合いが変わってきた”健康”という言葉。”ポジティブヘルス”という健康概念があることも教えていただきました。人生100 年時代と言われる現代において「病気を予防し駆逐すれば健康で幸せ」という考え方から、自分らしくあることが健康を考える上でのポイントになってきていると言います。紅谷さんご自身も、在宅医療に従事される中で、周囲から見たら重い疾患があるのに健康的な方々との出会いを通して、健康や幸福の捉え方が大きく変化したとのことでした。
また、紅谷さんは、「医療モデルから生活モデルへ、そして地域モデルへ」という観点により、在宅医療だけでなく地域づくりにも取り組まれています。病気を病気として扱うだけでなく、どう生活の中で付き合っていき、そしてどう地域の中で広げていくのかを考えるようにしているとのことです。
在宅医療を中心とした様々な取り組みや考え方を知る中で、自分自身にとっての「健康とは?幸福とは?」を考え直す機会にもなりました。
講師プロフィール
オレンジホームケアクリニック 理事長・医師