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2020
12/20

ケア実践場面分析演習④中間チェック②

講師: 金野千恵(建築家/teco)
中間チェックの2回目、藝大の講義室にての実施です。

前回に引き続き、講義室に来れない受講生はオンライ上で出席できるような仕組みで授業を行いました。

受講生たちは、実習先で体験したことをもとに作り始めた、作品や活動について「誰に向けて、どのような表現で伝えるか、その理由」などを発表します。

実習先の養育里親家庭の方々と受講生お互いの人生に目を向け、一緒にオリジナルゲームを制作するチーム、沢山のアイデアがあり複数の制作物を平行して作るチームなど。現時点で制作内容が決まっているチームばかりではありません。体験を重ねて情報や知識が増え、制作のテーマや届ける対象者は見えてきているものの、実際に制作に取り掛かるのはこれから、というチームもありました。

そいういった発表に対し、金野さんがコメントをしたり、実習先との接し方、テーマへのアプローチの仕方をアドバイスしていきます。また、会場の受講生から意見を求めたりするなど、実習先・チームという枠内にとどまらず意見交換をする場となりました。

講師プロフィール

建築家/teco

金野千恵

1981 年神奈川県生まれ。2011 年東京工業大学大学院博士課程修了、博士(工学)。2013-16 年 日本工業大学助教。2015 年より t e c o を共同で設立。現在、東京大学、東京藝術大学などにて 非常勤講師。住宅や福祉施設の設計、まちづくり、アートインスタレーションを手がけるなかで、仕 組みや制度を横断する空間づくりを試みている。主な作品に住宅「向陽ロッジアハウス」、訪問介 護事業所「地域ケアよしかわ」(2014)、「幼・老・食の堂」など。
http://te-co.jp