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  • ケア実践場面分析演習
2020
11/22

ケア実践場面分析演習③中間チェック①

講師: 金野千恵(建築家/teco)
中間チェック①では各チームが実習先の概要や実習で体験したこと、気付いたこと、疑問、どんな制作物を考えているかなどを発表しました。

実習先の人が語った言葉から印象に残るものを元にワークショップを制作するプランや自分たちが体験を通して感じた感覚をより普遍的な作品としてまとめようというアイディア、自分たちと実習先の人たちの人生を重ね見つめ直すチーム、実習先に足を運んだもののまだまだ制作のとっかかりが見いだせないチームなど。

今年は新型コロナウィルスの影響もあり、実習先に脚繁く通うことが難しい面もありましたが、そのような時だからこそ実習先の活動や人と人との繋がり、関係者の想いなど、本質的な部分をそれぞれの視点で受け止めている様子が見て取れました

次回の中間チェック②では制作内容について発表を行います。これまでの体験がどのような表現に繋がっていくのか、悩んでいるチームが何を見いだすのか。また、現場のなにを、誰に伝えるのか、いよいよ楽しみです。

講師プロフィール

建築家/teco

金野千恵

1981 年神奈川県生まれ。2011 年東京工業大学大学院博士課程修了、博士(工学)。2013-16 年 日本工業大学助教。2015 年より t e c o を共同で設立。現在、東京大学、東京藝術大学などにて 非常勤講師。住宅や福祉施設の設計、まちづくり、アートインスタレーションを手がけるなかで、仕 組みや制度を横断する空間づくりを試みている。主な作品に住宅「向陽ロッジアハウス」、訪問介 護事業所「地域ケアよしかわ」(2014)、「幼・老・食の堂」など。
http://te-co.jp