1996年、新潟県出身。
25歳の春、原因不明の『1型糖尿病』を発症。慣れない注射生活や「糖尿病は自己責任」という偏見を受け、一度は鬱になり引きこもりを経験するが、同じ患者さんとの繋がりに救われ、1年後には自転車での日本一周を達成。全国約450人の患者や医療従事者と交流し、数多くのメディアに取り上げられる。
現在は、SNSフォロワー6万人を超えるインフルエンサーとして、主にYouTubeで1型糖尿病や健康に関する情報発信を行い、多様性と病気への理解を広める活動を行う。
また、健康食品や医療機器、デジタルヘルスケアアプリの開発支援にも参画し、患者視点でのアドバイスを提供するなど、多岐にわたる活動を展開。
2024年からはフルマラソンにも挑戦し、病気を抱えながらも挑戦し続ける姿を示すことで、より幅広い層にメッセージを届けることを目指している。
YouTube:https://www.youtube.com/@taiki_iddm
Instagram:https://www.instagram.com/honma_taiki
公式ホームページ:https://typeone-c.com/
- 必修科目
- ダイバーシティ実践論
2024
12/9
ダイバーシティ実践論10「『糖尿病は自己責任』– 患者が語るスティグマとその現状」
講師:
本間 太希(1型糖尿病インフルエンサー)
「糖尿病は自己責任だろう」
——この言葉がもたらす偏見と誤解が、患者にどれほどの苦痛を与えるか。
糖尿病患者の多くは「生活習慣が悪い」というレッテルを貼られ、自分が病気であることに対する罪悪感を抱くことがあります。
このようなスティグマ(社会的烙印)とセルフスティグマ(自己否定)は、患者の物理的・精神的健康に大きな負担をかけるだけでなく、パートナーや家族、ひいては社会全体を巻き込んだ負の連鎖に繋がっていきます。
本講義では、「偏見が生む孤独」「スティグマとセルフスティグマ」、そして「病気に対する心境の変化」をテーマに、25歳で突然『1型糖尿病』を発症した私の体験を通じて、社会的偏見がどのような影響を個人・社会に与えるのかについて深く掘り下げます。
——この言葉がもたらす偏見と誤解が、患者にどれほどの苦痛を与えるか。
糖尿病患者の多くは「生活習慣が悪い」というレッテルを貼られ、自分が病気であることに対する罪悪感を抱くことがあります。
このようなスティグマ(社会的烙印)とセルフスティグマ(自己否定)は、患者の物理的・精神的健康に大きな負担をかけるだけでなく、パートナーや家族、ひいては社会全体を巻き込んだ負の連鎖に繋がっていきます。
本講義では、「偏見が生む孤独」「スティグマとセルフスティグマ」、そして「病気に対する心境の変化」をテーマに、25歳で突然『1型糖尿病』を発症した私の体験を通じて、社会的偏見がどのような影響を個人・社会に与えるのかについて深く掘り下げます。
講師プロフィール
1型糖尿病インフルエンサー