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2024
6/8

プログラム実践演習②莇平ガイダンスツアー

講師: 菊地良太(アーティスト)
2回目授業は莇平という地域を知るための課外実習です。

朝10:00に越後湯沢で集合して貸切りバスで莇平に向かいました。

最初に向かったのは大地の芸術祭「農舞台」フィールドミュージアム
作品が点在しているこのエリアは、スタッフの作品解説と共にバスの中から作品を鑑賞。
お昼には、まつだい里山食堂で越後妻有に伝わる郷土料理や家庭料理のビュッフェをいただきました。

またバスで移動し、莇平集落に入りました。
まず向かったのは旧莇平小学校前。
5月末に朝顔の種を植えてロープ張りをしたばかりで、地面からは双葉が顔をのぞかせていました。
まだ小さな葉っぱですが、夏には大きく育っていることを願いながらみんなで観察しました。

旧莇平小学校の2階は明後日新聞文化事業部の資料室のようになっており、新聞のバックナンバーや大量の朝顔の種、これまで使ったロープや関連事業の作品などが展示され、1つの展覧会を見ているようでした。
この夏は受講生たちが新聞を作るため、みなさん時間をかけて明後日新聞の20年間の資料に目を通し、新聞制作のヒントを見つけていました。

次に向かったのは2012年に日比野学長が制作した作品でもある「想像する家」
この夏、受講生が寝泊まりする家です。
6月ですがだいぶ気温も暑くなってきて、この日も気温は28度で程よく朝をかく時期になってきました。
想像する家に入って窓を開けると心地よい風が入ってきて、夏もここでゆっくり体を休められそうです。

 

残りの時間は莇平の取材ポイントをさぐったり、自然にふれたり、各々自由な時間を過ごしました。
あっという間に夕方になり、帰りは近くのまつだい芝峠温泉へ。
露天風呂から先ほどまでいた莇平集落を見下ろして今日の思い出に浸って莇平ガイダンスツアーを終えました。

講師プロフィール

アーティスト

菊地良太

1981年千葉生まれ
フリークライマーとしての独特の視点を美術表現へと変換させ、都市や風景に内在する様々な領域や境界線を可視化させる作品を発表している。

2022 icon contemporary photographyⅡ AXIS Gallery(東京)
2022 SIDE CORE 「路・線・図・Ⅱ」Gallery Trax (山梨)
2021 北アルプス国際芸術祭2020-2021 (長野)
2019 「尊景」鉄道博物館 (埼玉)
2018 「そとのあそび展〜ピクニックからスケートボードまで〜」
      市原湖畔美術館(千葉)