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2024
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ダイバーシティ実践論13「ヤギを育ててアートになるのか?」

講師: 小沢剛/日比野克彦(美術家・東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授/東京藝術大学⻑)
◼講義概要
風景の中に自作の地蔵を建立し写真に収める《地蔵建立》や、日本美術史上の名作を醤油で描いてリメイクした《醤油画資料館》など数々のシリーズ作品を発表し、世界的に活躍する美術家でもあり、本校美術学部先端芸術表現科教授の小沢剛教授を迎えオンライン公開講座を行います。コロナ禍の2020年12月から立ち上げた「ヤギの目」プロジェクトを中心に、過去の作品も踏まえながら登壇いただき、聞き手に本校学長の日比野克彦学長を迎え、現在進行中のプロジェクトを掘り下げます。

講師プロフィール

美術家・東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授/東京藝術大学⻑

小沢剛/日比野克彦

小沢剛
1965年東京生まれ。東京藝術大学修了。
代表作品に、地蔵建立、なすび画廊、相談芸術、醤油画資料館、ベジタブル・ウェポン、近年は「帰って来た」シリーズなどがある。西京人やヤギの目など新しい形態のコレクティブにも積極的だ。制作内容やスタイルは多岐にわたる。
主な個展に2004年「同時に答えろYesとNo!」(森美術館)、18年に個展「不完全―パラレルな美術史」(千葉市美術館)など。19年に芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

日比野克彦
1958 年岐阜市生まれ。
1982 年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。卒業制作で第一回デザイン賞受賞。
1984 年同大学院美術研究科修了。在学時にはサッカー部に所属。
1982 年第 3 回日本グラフィック展大賞、1983 年第 30 回 ADC 賞最高賞、1986 年シドニー・ビエンナーレ、1995 年ヴェネチア・ビエンナーレ出品。1999 年毎日デザイン賞グランプリ、2015 年文化庁芸術選奨芸術振興部門 文部科学大臣賞 受賞。
1995 年に美術学部デザイン科助教授に就任。1999 年美術学部先端芸術表現科の立ち上げに参加し、助教授として就任。2007 年教授。2016 年から美術学部⻑。2022 年 4月 1 日、学⻑に就任。