ダイバーシティ実践論１１「「なんもしない」というケア」

講師：森本祥司(レンタルなんもしない人)

“「なんもしない」というケア” とはどういうことか？

「レンタルなんもしない人」を始めたきっかけなどをお話しいただき、質問形式で“「なんもしない」というケア“とは？ということを掘り下げていきます。

駅まで一緒にきて見送ってほしい。公園にいってブランコをこぐのを見守ってほしい。散歩中の愛犬と遭遇してほしい。など依頼内容は多種多様に満ちています。なんもしないことで救われる人々の多様性の内を紐解き、新たなケアのあり方を見てみたいと思います。

講師プロフィール

レンタルなんもしない人

森本祥司

1983年生まれ。大学院卒業後、教材系の出版社に勤務するも3年で退社。その後、自分に向いている仕事を模索する中で「なんかすること自体が向いていない」「なんもしないほうが向いている」と判明し、2018年6月、なんもしない自分を貸し出すサービス「レンタルなんもしない人」を発案、開始。目新しいサービスが反響を呼び、以後さまざまな"依頼"を受けながらなんもしない毎日を送る。