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2023
12/16

ケア実践場面分析演習⑤最終報告会

講師: 金野千恵(建築家/teco)
最終回となる今回の授業では、最初に授業に参加してくださった実習先の皆さんやゲストの方々をご紹介し、次に全6チームの最終報告会を行いました。

今回もチームごとに成果物の展示を行い、その展示物を用いて発表をしました。1チーム26分の持ち時間の中で、どのような想いで成果物を作ったのか、また、社会での発信を踏まえて受講生がどんな感想を持ち、またどんなフィードバックがあったのかなどについて発表を行いました。

各チームの発表後は金野先生や実習先の方々と受講生による意見交換の時間となりました。

受講生からは半年間実施した実習や成果物の制作において感じたことや最終報告会を終えた今だから思うこと、金野先生からは今後の生活において大事にしてほしい3つのポイントなどが伝えられました。

続いて、担当助手より今後のスケジュールやこれからのアーカイブ作業について説明し、最後に会場を背景にその場にいる全員で記念写真を撮り、最後の授業が終了しました。

意見交換の時間に、この授業や実習が大きな発見や気付きの場であったこと、また、個人的な体験と強く結びついて自身の価値観や考え方が変わったという話が受講生からありましたが、これからもこの授業で得たことがそれぞれのフィールドで広まっていくことを願っています。

*今後、各チームの作品をアーカイブとしてWEBサイトに掲載します。そちらもぜひご覧ください。

講師プロフィール

建築家/teco

金野千恵

1981年 神奈川県生まれ。2011年 東京工業大学大学院博士課程修了、博士(工学)。2015 年 t e c o を共同設立。2021年より、京都工芸繊維大特任准教授。住宅や福祉施設の設計、まちづくり、アートインスタレーションを手がけるなかで、仕組みや制度を横断する空間づくりを試みている。主な作品に住宅「向陽ロッジアハウス」、複合型福祉拠点「幼・老・食の堂」(2017)、認可保育園「カミヤト凸凹保育園」(2019)、複合型福祉拠点「春日台センターセンター」(2022)など。