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  • ケア原論
2023
6/26

ケア原論3「まちの風景をつくる人びと」

講師: 馬場 拓也(社会福祉法人愛川舜寿会理事長 / 洗濯文化研究所代表)
◾️講義概要
認知症、要介護高齢者、障害のある子どもや大人、子育て中の母親、外国にルーツのある子どもや大人、地域の小中学生、高校生、自治会のおじさんたち、そして福祉職たち。相互作用を生み出すケアであらゆる人の“ケの日のハレ”がまちの中で可視化されていくことを目指す、地域のなかの福祉の営み。拠点が立ち上がるまでのプロセスから事業開始のその後まで、共生・寛容・自律の理念を柱として、ひらかれて悲壮感のない福祉事業を展開する社会福祉法人愛川舜寿会は物理的、心理的「壁」を壊すことで、求めている本当の姿を炙り出す。

 

 

 

 

講師プロフィール

社会福祉法人愛川舜寿会理事長 / 洗濯文化研究所代表

馬場 拓也

1976年神奈川県生まれ。
日本社会事業大学大学院 福祉マネジメント修士課程修了。
大学卒業後イタリアのファッションブランド「ジョルジオ アルマーニ」にてトップセールスとして活躍した後、2010年に2代目経営者として現法人に参画。

これまでに、空間から人と人の社会的距離を再考し、介護施設の庭を地域に開放する「ミノワ座ガーデン」、居室のプライバシーを改善する「ミノワセパレイ戸」を建築家・造園家・大学生らと共に実践。
2017年より公民館にて市民の語り場「あいかわ暮らすラボ」を運営。
2019年に障がいのあるなしによらず共に過ごすインクルーシブ保育「カミヤト凸凹保育園+凸凹文化教室」を開園した。
2022年には地域共生文化拠点「春日台センターセンター」を開設。洗濯事業「洗濯文化研究所」を開設。
著書「介護業界の人材獲得戦略(幻冬舎2015)」
共著「わたしの身体はままならない(河出書房新社2020)」「壁を壊すケア〜気にかけ合う街をつくる〜(岩波書店2021)