レジデンスアーティスト

ARTIST
  • 小久江 峻(おぐえ しゅん)

    1993年千葉生まれ。2018年東京藝術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。2020年東京藝術大学DOOR Project修了。
    絵画の制作では綿を筆として用い、いきている感触を元に掻き毟るように色を重ねることで図像が飽和し、空気のような表情を作る。– 絵画がうまれるのは冬の白い息に似ている。熱を帯びうつろう何かが、形を帯びて目の前に表れる瞬間を大切にしている。
  • 高橋 若余(たかはし わかよ)

    1989年生まれ。2012年名古屋造形大学造形学部洋画コース卒業。大学では絵画を学ぶ。2019年DOORを履修。
    1年間のDOORプロジェクトでは、心を開き、他者に頼ること、他者との交流によって自分自身を変化させていくこと、活動を通じて生じた感情の起伏に着目し、ワークショップを制作した。
  • 柳 雄斗(やなぎ ゆうと) 2020年度 SOMPOケア そんぽの家S 嵯峨野

    2019年東京藝術大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。劇場空間ではない場所(車、部屋など)を演劇の舞台とし、その場所でしか体験できない作品を制作・出演。修了制作では自身の子ども時代の体験を演劇化、車の中で体験する演劇作品を制作。マイノリティの人々との共同制作や新潟県十日町市莇平集落にて半年のアーティストインレジデンスを行っている。
  • 楼 婕琳(ろうじぇりん)

    1993上海生まれ。上海交通大学で環境デザインを学ぶ。2019年東京藝術大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了、2017年DOOR修了。「一体誰のために作っているの」。自分と他者の関係性に疑問を感じ、デザインからアートの領域に転向。大学院の二年間で、人、空間、環境を考え指紋、掌紋、寝跡など身体の痕跡をテーマにして制作した。
  • 垣内晴(かきうち はる)

    東京藝術大学美術学部先端芸術表現科4年生、2017年度DOOR修了。
    家や学校、町などの自分の居る場所において、そこにいる人々、家族、友人らとともに言葉だけでないコミュニケーションを考える作品を制作する。参加するにあたり、行為や振る舞いによって起こるお互いの心身の変化、揺らぎに対して、丁寧に向きあうことを大切にしたいと考えている。
  • 横田紗世(よこた さよ)

    2017年度DOOR修了。介護福祉士として勤務する傍ら、要介護高齢者と若い世代、介護が必要でない人との関わりを生み出すコミュニティづくりを目指している。今回はコミュニケーションのコーディネーターとして、入居者に施設や居室をこれまで以上に自分の居場所/家だと感じてもらえるような場づくり、関係性づくりを行なう。