2026年1月1日 皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会

2026年元旦に行われた皇后杯に、「復興支援ブース」が設置され、芸大にあったトレーラーハウス、JFAの関連企画と一緒に、DOORプログラム実践演習9期生が課題として取り組んだ企画も出展させていただきました。

受講生たちが企画の実施をするのは3回目ということもあり、みなさん手早く机を運んで準備を進めます。
ブースがオープンする頃には、会場にたくさんの観客が通りがかり、サッカー好きな家族や、防災トレーラーに関心を持って下さった多くの方に参加いただきました。
体験できる企画が4つもあったことで、小さい子供たちは順番に参加して楽しんでくれていたようでした。

授業内で日比野先生からお話があったように、様々な場所での展開を視野に入れる場合には、複雑な準備を必要とせず、どこでも誰でも実施できること、また開催場所の規模に応じて柔軟にコンパクト化できる企画であることが重要であるということを改めて学びました。
授業としては終了していますが、これまで実践してきた芸大の中とは異なる場所で企画を実施することで、新たな気づきや課題も多く得られました。今後も継続して活動できる企画があれば嬉しく思います。

 

「君だけのフラッグを作ろう」 

トレーラハウス周辺をめぐってスタンプを集めながら楽しむスタンプラリーです。スタンプは、ジャンプしたり背伸びをしたり、誰かと協力しないと押せない仕掛けもあり、自然と「一緒にやろう!」という声が生まれます。ヒントを頼りに次の場所を探す宝探し形式なので、動いて、探して、話しながら進んでいきます。ラリーの最後には、集めたスタンプに加えて、いろいろな国の言葉で応援メッセージや好きな言葉を書き込み、オリジナルの応援フラッグを完成させます。遊びながら、ことばや気持ちを重ねていく、誰でも参加できる体験型プログラムです。

「こだま停留所~移動式文化会館~」 

こだま停留所は、トレーラーハウスを移動式の文化会館に見立てたプロジェクトです。様々な催しの中から自分に合った体験を選べます。催しを通して生まれる誰かを応援する声が、地域の人びとの関係性を深めます。
ここでは、近い距離でご近所さんと話し合うのも、心地よい距離を感じながらゆるやかに交じり合うのも、あなたの理想に寄り添った形で交流できます。日常的な多世代交流が、災害などのいざという時の一人一人の力にきっとなります。
普段とは少し違う場所でリフレッシュしたくなったり、誰かの声を聞きたくなったら、ふらっと寄っていってください。
今回は、防災テントサッカーを体験できます。


「LAUNDRYLAND」

運動をしながら「洗う・すすぐ・脱水する・干す」という、洗濯の一連の流れを行えるアクティビティです。また、洗った廃棄衣服を縫い合わせて応援旗TIFO(ティーフォ)を作り、洗濯している人を応援することで、見ず知らずの人とも一体感が生まれます。洗濯という日常の行為を、非日常のテーマパークのように楽しみながら、「災害時にも役立つ生きる力」へと繋げることができます。

「凧揚げプロジェクト」

 トレーラーハウスを拠点に、子どもから大人まで参加できる凧づくり・凧揚げのワークショップです。
カラフルな素材で凧を彩り、五角形や六角形のかたちをつくります。
完成したものは実際に空に揚げて遊び、その後すべてをつなぎ合わせることで、1つの大きなサッカーボールの形になります。
ものづくりと身体を動かす遊びを通して、風や空を感じながら、年齢や立場をこえて人が出会い、つながる時間をつくります。