2021年度プログラム実践演習の履修者のアイディアから生まれた、試合観戦が困難な人のためのセンサリールーム。今年度も競技場で運用し、実践を重ね、知見を増やしています。藝大のケアとアートを取り上げたこの展覧会では、センサリールームの一部を展示しています。センサリールームは必要としない人の目には触れないものであり希少な機会です。この機会にぜひご覧ください。
感覚過敏当事者の困難な体験環境をアートで解決するセンサリールームプロジェクト(運用編) 大きな音、強い光などの非日常が苦手な特徴を持つ感覚過敏の子どもとその家族がスポーツ観戦する機会を増やすことを目標とし、安心して観戦できる環境「センサリールーム」を用いた観戦体験をつくります。 「センサリールーム」の日本での普及に向け、当事者、支援者、スタジアム設計者、スポーツ関係者などと協働し、機能だけではなく、体験として楽しく、かつ簡易に設置できる試合の体験環境を創出します。 |制 作|東京藝術大学履修証明プログラムDiversity on the Arts Project(DOOR) プログラム実践演習履修者、田中一平、高橋美苗、齊藤圭介、新妻葉子 東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻 Design Embody研究室 橋本和幸(東京藝術大学教授)、宇川開、関根芽依(ころころのぼーる) インストール:青木春菜(かくれられる家、あくしょんクッション)、菊地良太(もぐるー)、玉置真(えらべるーむ、ロッカールーム) アドバイザー:橋口亜希子 |監 修|日比野克彦(東京藝術大学美術学部長/DOORディレクター) |協 賛|株式会社ムラヤマ、fujie textile |共 催|公益財団法人日本サッカー協会 |助 成|東京藝術大「I LOVE YOU」プロジェクト Webサイト:https://door.geidai.ac.jp/
[第10回くらしのデザイン展2022展]「ケアとアートとデザインと」
アートもケアもデザインも皆ひととひとを繋ぐことにより現れてくる姿です。
どのことばにもひとがそこにいるからこそ見えてくる、きこえてくるのです。
今回はケア、アート、デザインの三つをテーマに「ケア×アート」、
「ケア×デザイン」などの切り口から
さまざまな展示やアイテムをご紹介いたします。
(日比野克彦)
|会期|2022年10月22日(土)~11月7日(月)
※最終日11月7日(月)は、当会場のみ午後6時にて閉場いたします。
|会場|7階(中央A6・7)=くらしのデザインサロン、(中央A5・6・7)=インテリアフロア 特設会場
|主催|くらしのデザイン展実行委員会[一般社団法人ケアリングデザイン]
|協力|公益財団法人日本デザイン振興会、東京藝術大学
|後援|豊島区(90周年記念フレンドシップ事業)
|西武池袋本店特設ページ|https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/topics/page/1638978.html?cateid=121
★「Good Design Good Over50’s(R)くらしのデザイン展2022」チラシ