【展示】ケア実践場面分析演習 成果展 “現場を伝えるをつくる” のお知らせ

DOORの受講生による実践の成果展のお知らせです。

「Diversity on the Arts Project 」(通称:DOOR/ディレクター日比野克彦)は、「アート×福祉」をテーマに、「多様な人々が共生できる社会」を支える人材を育成するプロジェクトです。必修科目であるケア実 践場面分析演習では、8月から半年間、受講生が15の福祉施設・マイノリティと感じているコミュニティ・個人のもとへ 通い、ケアの現場をより社会に開かれた場とする方法を探ってきました。実習先で出会った人びととともに作る「活動の実践」、表現すること・関ることで伝える「作品」、社会に広く伝えるための「広報物」など、受講生が 体験をもとに日々思索し、議論を重ねた作品および活動の記録を展示します。

ケア実践場面分析演習 成果展”現場を伝えるをつくる”

|期間:2020年2月9日(日)~16日(日) 10:00-18:00

|場所:DOOROOM (東京都台東区上野桜木1-7-5ハウス上野の山 B1)

|参加施設:あそび舎てんきりん、石田祐貴、かたるべ会うれしの、かたるべジャスミン、ぐるんとびー、中核地域生活支援センター香取CCC、暮らしの保健室あつぎ、恋する豚研究室/1k、地域ケアよしかわ、neo STANDARD Apartment 柏たなか、虹の会/にじや、ファミリーハウス、真下貴久、まりや食堂、ミノワホーム

|主催:東京藝術大学 美術学部 Diversity on the Arts Project(DOOR)

 

会期中イベント情報

=2月11日(祝)=

「ALS当事者の真下貴久さんと透明文字盤をつかって対話をしよう。」

真下さんと真下チームのメンバー、ICT救助隊のゲストが在廊します。
開催時間:14:30-17:00
実習先:真下貴久
*予約不要・出入り自由(会場が大変狭く、お待たせする可能性があります。)
 
=2/15(土)=

「出張!DOORルームでイメージビンゴ」

てんきりんで普段行われている異なる文化を楽しむワークショップを行います。
開催時間:10:00-12:00
実習先:あそび舎てんきりん
*予約不要・出入り自由(会場が大変狭く、お待たせする可能性があります。)
 

ケア実践場面分析演習とは?

テーマ: “現場を伝える”をつくる

様々な専門を背景とする社会人受講生と学生がグループワークで協働し、実際の福祉の現場・個人・コミュ ニティへ足を運ぶなかで、ケアの現場をより社会に開かれた場とする方法を考え実践します。福祉の現場に 自らの活動を作り出すための実習です。

 

担当講師

金野千恵(建築家/teco)

1981年神奈川県生まれ。2005年東京工業大学工学部建築学科卒業。2005-06年 スイス連邦工科大学奨学生。2011年 東京工業大学大学院博士課程修了、博士(工学)。2011-12年神戸芸術工科大学助手。同年、KONNOを設立。2013-16年 日本工業大学助教。2015年よりt e c oをアリソン理恵と共同で設立。住宅や福祉施設の設計、まちづくり、アート インスタレーションを手がけるなかで、仕組みや制度を横断する空間づくりを試みている。主な作品に住宅

「向陽ロッジアハウス」(2011, 東京建築士会住宅建築賞 金賞, 日本建築学会作品

選集 新人賞, グッドデザイン賞2012)、 訪問介護事業所「地域ケアよしかわ」(2014)、「幼・老・食の堂」(2016, SDレビュー2016鹿島賞)、共著に「Window Scape」など。2016年にヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展の日本館にて会場デザインを担い、審査員特別表彰を受けた。

 

 

問い合わせ

|住所:〒110-0002 東京都台東区上野桜木1-7-5 ハウス上野の山 B1

|TEL・FAX: 03-5834-7938(10:00-18:00)

|Mal:info-door@ml.geidai.ac.jp