今年のプログラム実践演習でも行った、「WORLD PEOPLE CUP」を作るワークショップ。完成した作品の一部が九州国立博物館での展覧会に出展しています! みんなで作った作品を是非お立ち寄りください。
総合演出を日比野克彦、ワークショップアーディストとしてプログラム実践演習の担当講師・布下翔碁が参加しています。
展覧会会場の三次元空間画像を公開しました
一つ一つの作品はこちらからご覧ください!
|展覧会【アジア代表日本2022「WORLD PEOPLE CUP」】
|会期:令和4年11月29日(火)〜12月11日(日)*月曜日休館
|会場:九州国立博物館1階エントランス
|観覧料 :無料(事前申込み不要)
|総合演出:日比野克彦
|ワークショップアーティスト:布下翔碁
|主催 :「アジア代表日本」実行委員会
「WORLD PEOPLE CUP」
アジアの国々をイメージ・テーマとしたCUP(器)=「想いが宿るモノ」を、太宰府で採れた粘土と天草の磁器土で制作しました。人は「心が入っている器」と捉え、CUP(器)を「想いが宿るモノ」とし、ワールドカップアジア最終予選に参加した46か国が、自国の文化を携えて世界に向かう気持ちを、優勝杯という形で表現しています。このワークショップは8月1日から9月4日まで太宰府天満宮で開催され、参加者それぞれの想いが込められた623個のCUPが制作されました。太宰府市で始まったこのワークショップは、その後東京藝術大学や天草市など、多くの地域で展開されていきました。制作されたCUPの一部は、12月15日に竣工予定の国際交流会館(東京藝術大学/上野)に「変化するパブリックアート」として設置されます。
「アジア代表日本」とは
「アジア代表日本」は九州・太宰府の地が日本におけるアジアの玄関口であったという地理的、歴史的なことを背景として2006年に生まれました。 「アート×スポーツ=コミュニケーション」をテーマとし、FIFAワールドカップが開催される年、つまり4年に一度、太宰府を中心にこれまで活動してきました。2022年はFIFAワールドカップカタール大会が開催され、日本はアジア代表として7大会連続で出場することになりました。 「アジア代表日本」はサッカーを文化として応援する市民参加型のアートプロジェクトを展開し、アジアの文化を多くの人々と共有してワールドカップを迎え、「文化」を「サッカー」を「九州」を盛り上げていきたいと考えています。