アーティスト・イン・そんぽの家S嵯峨野2020スタート

東京藝術大学とSOMPOケア株式会社が行なう『アーティスト・イン・そんぽの家S 嵯峨野』が2020年7月1日にスタート。
アーティストとして、2019年度アーティスト・イン・そんぽの家王子神谷に1年間居住した柳雄斗が、活動の場を京都移し、高齢者向け住宅に1年間居住しています。
日々の活動の中から福祉施設と地域が溶け合う街をつくる「ハルマチ野外演劇プロジェクト」を立ち上げました。

 

「ハルマチ野外演劇プロジェクト」>>https://www.harumachiproject.com/

*最新情報はアーティストのホームページ、Facebook、アーティストのSNS等にてお知らせします。

 

 

 

 

 

 

プロジェクト概要
レジデンス期間:2020年7月~2021年3月(予定)
場所:SOMPOケア そんぽの家S 嵯峨野(サービス付き高齢者向け住宅)
〒616‒8312 京都府京都市右京区嵯峨野清水町10 TEL:075-863-5377
アーティスト:柳 雄斗

 

 

 

■アーティストプロフィール

 

柳 雄斗(やなぎ ゆうと)

 
2019年東京藝術大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。
車の中や福祉施設、ワンルームマンション、街中など、劇場という場所にとらわれず、日常と非日常が交差する演劇表現を実践。森山開次×ひびのこづえ×川瀬浩介の《LIVE BONE》(2013)にダンサーとして出演、チェルフィッチュの演出助手を務めるなど、様々な領域を横断的に活動している。
2015年TURNプロジェクトにて、マイノリティの人々との共同制作の他、新潟県十日町市莇平集落にて半年、2019年度そんぽの家S王子神谷(高齢者向け住宅)に1年間暮らしながら作品制作を行った。
2020年7月からそんぽの家S嵯峨野に住み福祉施設と地域が溶け合う街をつくる「ハルマチ野外演劇プロジェクト」を展開している。

 

■ハルマチ野外演劇プロジェクト >>https://www.harumachiproject.com/

そんぽ敷地内の野外広場を「舞台」に、コーヒーショップ、駄菓子屋、無人販売所など、住人さんや地域の人たちの得意なことを生かしたお店が続々とでき、日々のコミュニケーションを「稽古場の風景」と見立てます。ゆっくりと街を構築しながら「野外演劇」を来年3月20日春分の日に行うプロジェクトです。

 

助成:京都文化芸術活動再開への挑戦サポート交付金 

>>京都市ふるさと納税×アーティスト応援|創作を途絶えさせない https://readyfor.jp/projects/kyotocityartproject2020

 

■SOMPOケア そんぽの家S 嵯峨野(サービス付き高齢者向け住宅)
バリアフリー構造など高齢者に配慮してつくられた、シニア向けの住宅。24時間スタッフが常駐し、介護、生活、医療など、一人一人の生活スタイルや身体状況に合わせたケアを行なっている。2020年7月1日より、『アーティスト・イン・そんぽの家S京都嵯峨野』と題し、東京藝術大学大学院修了のアーティスト柳雄斗をお迎え、「アート×福祉」による新たな住まいの提案を行っている。

URL:https://www.sompocare.com/service/home/satsuki/H000316

*「ホームだより」にホームの日常の活動が掲載されています。

■AiS(アーティスト・イン・そんぽの家) 
 DOOR修了生/藝大修士過程修了生が、SOMPOケアの運営するサービス付き高齢者向け住宅に1年間あまり居住し、そこに住む人々との関係を育みながら作品制作を行なう。2017年、そんぽの家S王子神谷にてスタート。現在までに計7名のアーティストが居住しています。