第9回 定例会 コロナと過ごした⼀年間
開催⽇:2021 年 2 ⽉ 20 ⽇(⼟)
NEXT DOOR第9回定例会は、「コロナと過ごした⼀年間」をテーマとしてリレー形式のトークライブが企画されました。
3期生工藤です。私は音楽を専門としており、音・音楽を介して人と関わる仕事をしています。
2020年新型コロナウィルス感染症の広がりで私たちの生活は変わり、想像を遥かに越える様々な所まで影響を与えました。コロナに対して私たち全員が当事者となり、そして当事者と言う括りだけではまとめられないそれぞれのコロナ観など、個別性も出てきました。このような状況が続く中、私たちはどのように過ごしていたのか、様々な方の経験や考えを共有することで、視野が広がり新たな気づきがあるのかもしれないと本企画を考えました。
まず私から企画趣旨などを話し、その後職種も年齢も様々な方がいらっしゃるDOORの特徴を活かし、15名のDOOR修了生・現役生にお話を繋いで頂きました。途中、ピアノ演奏を挟み、休憩やリフレッシュ、内省の時間を設けました。選曲は、お話を伺いその場の流れに合わせて決め、最後もピアノ演奏で締め括りました。
パワーポイントなど視覚的な情報はあえて使用せず、それぞれの【リアルな生】に耳を澄ますことに意識を向けられるようにしました。その結果、肩の力が少し抜けたような感覚に至ることが出来たように感じます。
まだ続くであろうコロナ禍ですが、本企画が少しでもより良い未来へと繋がる機会となっていたら幸いです。(3期工藤)
※プログラム
キーノートスピーチ:3期工藤
前半グループ
3期杉本、3期田口、3期亀島、4期鶴田、3期石畑、3期小出、3期柳(敬称略)
ピアノ演奏 :3期工藤 「愛しき人」作曲 平井堅
後半グループ
3期山本、2期薮田、4期傳田、2期赤羽、3期小野、1期宮原、3期小河原、2期照沼(敬称略)
ピアノ演奏:3期工藤 「ふるさと」作曲 岡野貞一
ピアノの粒立った音と音の重なり合いが、総勢15名のリレートーカーのおしゃべりと共に、回線を通じて参加者の胸の奥へと落とし込まれていきました。ブレイクアウトルームにて少⼈数での振り返りも⾏われた後、工藤さんが参画する「藝術の可能性を探究し人の生きる力に寄り添う」ことをコンセプトとしたグループ「Colere Ars」による 次週27 ⽇開催のイベントが告知され、閉会となりました。
いつもの定例会より更にカジュアルな形での短い対話が繰り広げられ、好評を得ることができました。 (世話人川原)