第22回定例会 DOOR・とびらプロジェクトW経験者と考えるコラボレーション ~ ともに開く DOORとトビラのその先へ ~

NEXT DOOR世話人

開催日:2022年 3月27日(日)

NEXT DOOR第22回定例会は、「DOOR・とびらプロジェクトW経験者と考えるコラボレーション ~ ともに開く DOORとトビラのその先へ ~」と題し、相互に関係の深い「DOOR」と「とびらプロジェクト」について改めて理解を深め、今後の両プロジェクトの接点におけるコラボレーションの可能性について考えました。

この春(2022年3月)プログラムを修了し、『開扉』したホヤホヤの「とびラー」を含めた3名が登壇。参加者もDOOR修了生・現役生だけではなく、とびらプロジェクトの「とびラー」(現役や開扉したアート・コミュニケータ)や「たいけん美じゅつ場VIVA」で活動する「トリばァ」を含む35名が参加しました。

トーカーの卯野さん(DOOR(2期)→とびラー(8期))は、開扉式の翌日の参加というホットな視点で「とびらプロジェクト」の3年間の振り返りを、大川さん(とびラー(5期)→DOOR(5期))は、とびラーの経験を活かした医療福祉分野での対話型アート鑑賞の実践事例を、小林さん(とびラー(7期)→DOOR(5期))は、ケア実践場面分析演習成果展2021(5期)におけるアートで社会課題に寄り添う事例を中心に、それぞれ紹介いただきました。

その後、同じくW経験者の世話人安東(DOOR(4期)→とびラー(10期))も加わりトークセッションを実施。3名の話も踏まえ、両プロジェクトの特徴、違いや共通点を参加者と共有しました。相互交流のプログラムの中で、人と人、人と地域や場所をつなぐという大きな方向性が重なり、それぞれが補完しつつ繋がって今後のコラボレーションが進むと良いね、との意見を交わし合いました。

トークセッションの後は、DOORアルムナイ(修了生)、とびラー、トリばァ混合のグループに分かれてブレイクアウトルームを展開。3名のトーカーも各部屋に入り、活発な質疑応答や交流で親睦を深めることができました。

修了生・現役受講生に加え、DOORのスタッフや、とびラー、トリばァも参加した初めてのNEXT DOORは、最後にDOORの全期生を繋ぐFacebookグループ開設の告知、さらにDOOR、とびラー、トリばァの垣根を超えた情報共有・意見交換を目指すプラットフォームの構想アイデアを発表してクロージングを迎えました。

5期生よりDOORの受講者も全国から集うようになり、アート・コミュニケータの活動も各地で展開される中で、新年度を前にこれからの枠を超えた活動の広がりを予感させる会となりました。(世話人安東)