受刑者の生き直しを支援するために、産官学の連携でファッションブランドを 立ち上げる

5期生 みとびらプロジェクト(浅野聡子、田勢俊明、松尾真紀子、山部千明)

5期生 あなたは刑務所にどういうイメージをお持ちですか?

2021年6月のケア原論で、井上普文先生のお話し(*1)をお聞きして、犯罪と受刑者を取り巻く環境には、様々な問題がある事を知りました。

(*1)人それぞれ、が生む不自由~多様な人と人、世界と世界の重なりを探して~
https://door.geidai.ac.jp/compulsory/2345/

例えば、①縫製は刑務作業でありスキルの習得を目的としない。②時給が考えられないくらい安い。③出所後の仕事が無く生活も不安定。結果として再犯率が上がる。などがあります。

私達は現状を少しでも変えようと、立ち直りを本気で目指す若年受刑者の未来を後押しする為に、産官学からのご賛同を頂き一般社団法人みとびらを立ち上げました。

そして2022年9月から美祢社会復帰促進センター(*2)で、プロジェクトを開始します。

(*2)美祢社会復帰促進センター https://www.mine-center.go.jp/

ここでの主な目的は、下記の2点を実現する事です。
・受刑者に縫製のスキルを学んでもらい、出所後の生活を支えられるようにする
・付加価値のある商品を生み出し、売上を受刑者へ還元する

具体的には行き場のなくなった着物を使って、アパレルデザイナーと学生たちが、ユニセックスなアートファッションを企画し、美祢の若年受刑者がそれを縫製します。
美しい布地に触れて、心躍るデザインを縫い上げる作業は、きっと彼女たちの心に豊かさをもたらすでしょう。その喜びの過程は卑近であると同時に、アートと呼べる要素を含むのではないでしょうか。
(一社)みとびらが目指しているのは、素敵だなと思わず手にとったものが刑務所製で、その売り上げが更生支援金に繋がって行く幸せな関係作りです。その最初の活動として「ファッションブランドNIJIMU」を立ち上げます。
小さな力を持ち寄って、小さな波を起こす。将来その波が、社会を生きやすいものに、変えて行くだろう事を願って。
その波を起こすひとりとして、みとびらプロジェクトに加わって頂けたら、こんなに嬉しい事はありません。

~つないで、ひらいて、にじみあう~
みとびらプロジェクト
https://3tobira.or.jp/