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  • ドキュメンタリー映像演習
2021
5/23

ドキュメンタリー映像演習 前期②〜⑦

講師: 森内康博(東京藝術大学美術学部 非常勤講師)
ガイダンスを終え、後期からのグループワーク・作品づくりに向けて、
オンラインで映像の基礎に関する座学が始まりました。
授業の最後には数名ずつ自己紹介を行いました。

②5/23 「構図・カメラワーク」
構図とは何か? 何を切り取るか、何を切り捨てるか。映像の規格、フルショット、ウエストショットなど構図の名称、フカンやアオリなどのカメラのアングルについて学びました。カメラの動かし方による撮影の方法も学びました。

③5/30 「映像を読む」
音声と録音の歴史を知りつつ、映像作品をどのように読みとるかを分析しました。

④6/6 「イマジナリーライン」
人物の視点の向きや運動の方向性を理解させるための基本原則を学び、イマジナリーラインとは何かを学びました。

⑤6/20「 編集・モンタージュ」
映像を組み立てる、編集する方法を学びました。主に、長回しによる効果を分析しました。

⑥6/27 「シナリオと絵コンテ」
シナリオや絵コンテの書き方を学びました。
課題として、ある映画のシナリオから想像して絵コンテを描いてみました。

⑦7/4 「インタビューの手法」

インタビューする時の心構え、振る舞い方、カメラのセットの仕方、撮影時の注意点などを学びました。

 

座学はここまでとなり、次回からは対面の授業が始まります。

講師プロフィール

東京藝術大学美術学部 非常勤講師

森内康博

森内康博(もりうちやすひろ)
1985年生まれ。映像作家、映画監督、株式会社らくだスタジオ代表。
らくだスタジオプロデュースによるドキュメンタリー映画の制作や、CM・PV・アートプロジェクトの記録映像、また大学研究機関との映像アーカイブに携わる。

戦没画学生慰霊美術館「無言館」を題材としたドキュメンタリー映画『二十歳の無言館』(2016年)監督
東京都美術館 企画展「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」にて映像インスタレーション『Making of BENTO』(2018年)展示
電動車椅子サッカードキュメンタリー映画「蹴る」(2018年)プロデューサー
旧神奈川県立近代美術館 鎌倉の改修工事の記録「再生される白い建物ー 改修工事の軌跡 2017-2019」(2019年)監督
藤沢市湘南台文化センターこども館30周年記念事業 市民映像制作「SFショートムービー(プラネタリウム上映)」(2019年)企画、監修