カリキュラム

CURRICULUM
アートと福祉を様々な角度から考察し、実践する講義&実習を開講します。
東京藝大と東京都美術館が連携して行う「とびらプロジェクト」の講座なども
選択科目として受講できます。

必修科目

ダイバーシティ実践論

実際に生きづらさを抱えている当事者や、当事者と関わりながら活動を行っている実践者・表現者との対話や、現代の福祉をより広い視点で捉え直す様々な領域の専門家を講師に迎えて、オムニバス形式の講義を行います。これからの社会で創造されるべき共生社会を考察し、実践につながる思考を編んでいくことを目指します。 ゲスト講師:福島智(学術的バリアフリー学)、久保田翠(認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ)、藤井光(美術家・映像作家)、菅原直樹(俳優・介護福祉士)ほか。

プログラム実践演習

1年を通じてワークショップの企画立案を行う。グループごとにテーマを定め地域や福祉施設のリサーチなどをもとにワークショップを考案し、イベント等でのトライアルを行います。また、既存のアートプロジェクトにも参加し、社会の中で見過ごされがちな事象に目を向けてきたアーティストの眼差しに触れ、学びを深めます。受講生が日常の些細なことの中からワークショップの新たな形を見いだすことを目指します。

ケア原論

福祉の歴史やケアの基礎的な考えを知り、わたしたちを取り巻く環境が抱える問題について理解を深めます。また、福祉・アートの両領域における創造的な取り組みを参照することで、現代の福祉とアートの接点について考えます。アートを介し福祉をより多角的な視点で捉えてゆくこと目的としています。

ケア実践場面分析演習

社会人受講生と学生がグループワークなどで協働しながら、マイノリティと感じている人々との交流や、実際の福祉の現場へ足を運ぶなかで、ケアの現場をより社会に開かれた場とする方法を考えます。福祉の現場に自らの活動を作り出すための実習です。

新着リポート

講義のリポートを随時更新しています
2019年5月20日

ダイバーシティ実践論4「社会・人との関わりを通して考えるダイバーシティ」

石田祐貴 (筑波大学 人間総合科学研究科 大学院生)

選択科目

人間形成学総論

人間の性質や能力を育て形成する、「陶冶」としての教育のあり方や機能についての学ぶことを通じて、芸術活動全般にかかる「形づくること」の基礎的な理解をすすめます。具体的には、現代社会における教育の問題を捉えることから出発し、人間形成の基本原理に戻る連環のなかで、陶冶としての教育学を扱います。

アートプロジェクト実践論

全国各地で展開されているアートプロジェクトは、今後どの様な方向性を持って進んでゆくべきか。アートプロジェクト「TURN」を中心題材に、実践的立場から検証と考察を行ないます。作品をつくることの意味、アートを介して多様な価値や人々と関わることの意味について考えることを中心に講義を進めます。

色彩学

絵画的側面だけではなく、生活世界のあらゆる分野に関わる「色彩」。表現未満の「種」を見出す感覚・感性を養います。色に関する指令に従い、日々の何気なく見ているものごとや美術館の展示作品を、普段と異なる視点を持って鑑賞することで、ひらめきやアイデアを得るワークショップを行います。(本講義は、先端芸術表現科の科目です。)

ハンディムービープラクティス

日本サッカー協会(JFA)の社会貢献事業をSDGs(17の国連開発目標)との関連にそって、新たな広報の可能性と手軽な映像コンテンツ編集のスキルを学びます。情報通信技術の高度化により情報やメディアの扱い方も多様化してきています。本講義では、iPhone等のスマホで動画素材を撮影したのち、タブレットですぐに編集するといった、初心者向けの新しい情報メディアを扱うことを目的としています。

とびらプロジェクト交流カリキュラム

アート・コミュニケーション基礎

コミュニティづくりの基礎を学ぶ講座。アートを介して、対話やコミュニケーションが起こる場のデザインについてなど、芸術と社会を結びつける考え方や行動のあり方について学びます。

アクセスデザイン基礎

人々がアートを介して多様な価値にアクセスできる環境について学びます。障害をもつ当事者や社会的弱者の支援に取り組む組織・専門家を招き、社会的マイノリティーが抱える問題、カルチャーギャップなどの様々な社会的課題に目を向けます。多様な人々を交えて実施するワークショップの企画立案の基礎的な知識なども学びます。

美術鑑賞実践演習

作家として自分の作品を発表するとき、あるいは鑑賞者として作品を見るとき。複数の人との対話を通して作品を味わい、作品やモノを介して人がつながる場をデザインするプロセスを学びます。作品のキャプションを確認するのではなく、対話を生み、自由な発想で、主体的にみる鑑賞の場づくりとは?講義と実践を通して考えます。
「とびらプロジェクト」とは:
2012年に始まった東京藝術大学と東京都美術館による、アートを介してコミュニティを育むソーシャルデザインプロジェクト。
http://tobira-project.info/

DOOR eラーニング

インターネットを利用した学習システム。授業の連絡や受講生同士の情報交換、過去の講義映像の視聴など、日々の学習を支援します。PCはもちろん、スマートフォンにも対応。自宅や移動中などスキマ時間での学習が可能です。

講師:福島智(学術的バリアフリー学)、久保田翠(認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ)、藤井光(美術家・映像作家)、佐々木淳(医療法人社団悠翔会 代表医師)、六車由実(民俗学者、介護職員、社会福祉士)他

時間数:約100時間