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  • ダイバーシティ実践論
2018
12/3

アーティストの活動9「芸術家と非芸術家の関係から生じる『アートなるもの』」

講師: 西尾 美也(美術家)

講師プロフィール

美術家

西尾 美也

西尾 美也(にしお よしなり)
美術家/博士(美術)。
奈良県立大学地域創造学部准教授。
1982年奈良県生まれ、同在住。
2011年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。専門は先端芸術表現。研究作品《Self Select in Nairobi》《Overall: Steam Locomotive》と、博士論文「状況を内破するコミュニケーション行為としての装いに関する研究」で博士号(美術)を取得。文化庁新進芸術家海外研修制度2年派遣研修員(ケニア共和国ナイロビ)等を経て、現職。
装いの行為とコミュニケーションの関係性に着目し、市民や学生との協働によるプロジェクトを国内外で展開している。代表的なプロジェクトに、世界のさまざまな都市で見ず知らずの通行人と衣服を交換する《Self Select》や、数十年前の家族写真を同じ場所、装い、メンバーで再現制作する《家族の制服》、世界各地の巨大な喪失物を古着のパッチワークで再建する《Overall》などがある。六本木アートナイト2014ではテーマプロジェクトを手がけ、六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館の3ヶ所で古着を再利用した大規模な作品を発表した。
また、2009年には西尾工作所ナイロビ支部を、2013年にはアラカワ・アフリカ実行委員会を結成し、アフリカと日本をつなぐアートプロジェクトを企画・運営している。現代美術家として探究してきた装いに対する考察をもとに、2011年にはファッションブランドFORM ON WORDSを、2018年にはNISHINARI YOSHIOを設立した。